アンティークレース、その深い歴史

アンティークレース、とても繊細で美しく上品さの漂う逸品ですよね。アンティークレースの歴史はとても深く、ヨーロッパがはじまりと言われています。


最初にアンティークレースが生まれたのは15世紀、イタリアでのこと。ヴェネツィア共和国が国を挙げてレース作りに取り組んだことから、レースの長い歴史が始まります。


アンティークレースは、その美しさでヨーロッパ中に広まっていきます。

そのきっかけとなったのが、フィレンツェの大富豪の令嬢であるカテリーナ・ド・メディチがフランスへ嫁いだ時に持参した、ヴェネツィアンレース。

あまりの美しさに王侯貴族の間ではすぐに話題となったそうです。


ヴェネツィアでは空中編みという独自のレース編み技法が生まれ、国はその技法の流出をさせないため、住民たちを国外へは出しませんでした。しかしいつの間にか、ヴェネツィアレースの技法はヨーロッパ諸国へ流出し、18世紀にはフランスやベルギーがレースでヴェネツィアをしのぐようになったのです。


その後、ヴェネツィアンレースの技法は衰退していきます。しかし、まだその技法は脈々と受け継がれ、今ではアンティークレースの最高級品を生み出すに至っています。今でもヴェネツィアのブラーノ島へ行くと、空中編みの実演を見ることができるそうです。


見た目も美しく繊細なアンティークレース。同様にアンティークレースの辿ってきた歴史も深く繊細で、ヨーロッパの貴族たちに愛されてきたその上品な存在感は、今も変わりません。アンティークレース、一度は手に取ってゆっくりとその美しさを眺めてみたいものですね。
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